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              株式會社 後藤回漕店

              金子直吉と後藤新平の橋渡しをした後藤勝造が創業

              後藤回漕店は、信州?長野出身の後藤勝造により明治10(1877)年、神戸に創業した「“まるま”蒸気船問屋後藤勝造本店」を起源とします。

              勝造は、経営する後藤旅館に度々宿泊した後藤新平の知遇を得、日清戦爭後、日本領土となった臺灣の総督府民政長官となった後藤新平の勧めで臺灣進出に乗り出し回漕業を拡大、臺灣から中國大陸まで事業を拡げます。

              創業者?後藤勝造は、鈴木商店?金子直吉を後藤新平に引き合わせ、鈴木商店飛躍のきっかけとなった臺灣樟脳取引の影の恩人とも云うべき人物で、鈴木商店との信頼関係は商取引面でもさまざまな提攜関係が見られました。

              「なんでも屋」と異名を持つ勝造は、新規事業に意欲的で後藤旅館のほか食堂、列車食堂「自由亭」を展開し、さらに當時神戸では珍しいコロニアル風の「みかどホテル」などの経営にも乗り出しました。同ホテルは、鈴木商店絶頂期に差し掛かる大正5(1916)年に、鈴木商店が買収し改裝して本店社屋とします。世界に羽ばたこうとする鈴木商店本店にふさわしい堂々たる構えでしたが、殘念ながら米騒動の際に焼き打ちされ灰燼に帰してしまいました。

              大正10(1921)年、本業の海運運送の経営近代化を図り(株)後藤回漕店が設立されます。輸送機構の改善、荷役の近代化を進め、今日では數多くの國內外の拠點を備え、港灣運送、通関、倉庫等、輸送に関連する総合物流企業として複合一貫輸送體制を確立しています。

              関連リンク

              • 現在の後藤回漕店
              • みかどホテル(後の鈴木商店本店)

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