出光興産株式會社
いち早く外國原油輸入?精製に取り組む
昭和石油(後に昭和シェル石油、現?出光興産)の前身の一社である旭石油は、大正11(1922)年に鈴木商店系の帝國石油と合併して誕生しております。鈴木商店にとって石油は、砂糖に並ぶ創業時からの商品で、特に外油の輸入に注力致しました。また播磨造船所にて日本初の大型タンカーを建造し、自社タンカーで外油を輸入したのは鈴木商店が初めてといわれております。
旭石油は、昭和17(1942)年に早山石油、新津石油と合併し昭和石油となりますが、初代社長には鈴木商店時代から金子直吉の右腕と評された長崎英造が社長に就任致します。
昭和シェル石油は、平成31(2019)年に出光興産と経営統合。
現在は燃料油、潤滑油、機能化學品、電子材料、機能舗裝材、アグリバイオ、電力?再生可能エネルギー、資源などの事業をグローバルに展開しています。